火星 大接近 2005年10月30日

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火星大接近2005年10月30日

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記事: つるちゃんのプラネタリウム より

火星大接近2005年10月30日

 私たちの住む「地球」のすぐ外側をまわっている惑星「火星」は、2年2ヶ月毎に地球に接近し、美しい姿を見せてくれます。2003年8月には約6万年ぶりの大接近と騒がれ、多くの人たちがその怪しいまでのオレンジ色の輝きに胸躍らせ、天体望遠鏡で見た美しい火星表面の模様に魅了されました。その「火星」が、今年10月30日に再び大接近します。

 火星ですが、今年2005年10月30日に再び地球へ接近します。といっても今回は残念ながら、前回ほどの接近とはなりません。しかし、それでも今回の接近は中接近とか準大接近言われるように、比較的地球へ接近する年にあたります。火星との接近は2年2ヶ月の周期でしか起こりませんし、以降の接近では、今回の接近よりもどんどんと条件が悪くなっていってしまいます。今回の接近をしのぐ接近となると、2018年まで待たねばなりません。ですから、今回の火星接近を見逃す手はありませんよ!!

火星接近はなぜ起こる

 ご存知のように、地球は1年をかけて太陽のまわりを回っていますが、火星も同じように太陽のまわりを回っていて、地球よりも1.52倍大きく、太陽から離れた軌道を回っています。ケプラーの第三法則により、太陽から離れた惑星ほど公転周期は長くなることが知られていて、火星の場合では1.88年となります。

 つまり、地球の方が火星よりも早い周期でグルグルと太陽の周りを回っていることになり、地球は火星に追いついて追い越すことを繰り返しています。地球が火星に追いついた時に火星接近となることはおわかりいただけますね。

 ちなみに、平均するとだいたい2年2ヶ月くらいの周期で火星接近は起こります。


今回の火星接近は中接近

 前回、2年前に起きた地球と火星の接近は大接近、今回の接近は中接近だと言われていますが、これはもちろん地球と火星との距離を言い表しています。同じ接近でも2年前の火星は大きく地球に近づいて、今回の接近では中くらいに近づくわけですが、いったいどうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

将来の火星接近

 火星接近はおよそ2年2ヶ月の周期で起こりますが、今後の火星接近を下の表にまとめてみました。距離の単位は天文単位(AU)と呼ばれる単位で、地球−太陽間の距離は1となります。

接近日 距離(AU
2003年 8月27日 0.373
2005年10月30日 0.464
2007年12月19日 0.589
2010年 1月28日 0.664
2012年 3月 6日 0.674
2014年 4月14日 0.617
2016年 5月31日 0.503
2018年 7月31日 0.385
2020年10月 6日 0.415
2022年12月 1日 0.545

※上表はあくまで略算ですので、若干の誤差があるかもしれません。

 表からわかりますように、今回の接近はまずまず良い条件の接近であることがわかります。また、今回以上の接近は2018年までありませんので、今回は貴重な接近であることがわかります。

 ちなみに、前回の2003年8月27日の接近は5万7千年ぶりとか6万年ぶりの超大接近と言われましたが、それをしのぐ接近は2287年に起こります。そして、さらにそれをしのぐ接近は2729年に起こるそうです。


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<記事提供> つるちゃんのプラネタリウム
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この記事は 【つるちゃんのプラネタリウム】 より承諾を得て転載したものです。



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