天文学から見るブラックホールの仕組みに迫る
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天文学から見るブラックホールの仕組みに迫る

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天文学から見るブラックホールの仕組みに迫る

記事: 神秘と不思議の国のアリスネット より

ブラックホールの神秘

ブラックホールとは、超新星爆発のあとに残った大型の核のことを言います。ブラックホールは、強大な引力を持っていますので、一度吸い込まれたら最後、光でさえ脱出することはできません。

太陽の8倍以上の質量をもった星では、その進化の最終段階で超新星爆発を起こして、星の外層部をすべて吹き飛ばしてしまいます。それに伴って中心核の重力が一気に収縮することになります。この中心核の質量が太陽の2〜3倍に達しない場合は中性子星になりますが、2〜3倍以上になりますと、星は自分の重力を支えきれなくなってしまい、重力が崩壊してブラックホールとなってしまいます。中性子星とは、質量が太陽の8倍以上の重い星が、超新星として最期を遂げた後に残される中性子からなる星のことです。

ブラックホールに吸い込まれると、2度と私たちの宇宙に戻ることはできませんが、アインシュタインの一般相対性理論によれば、ブラックホールとは逆に、すべてを吐き出すだけの「ホワイトホール」が存在するとも推測されています。

ブラックホールとホワイトホールは、ワームホールという時空のトンネルで繋がっていて、ブラックホールを通り抜けることが叶えば、ホワイトホールから別の宇宙に出られるという理論もささやかれています。

これは、あくまでも、理論上の産物ですけど。もしも別の宇宙が本当に存在するとしたら、それこそ神秘の中の神秘でしょうね。

ブラックホールは光を吸い込んでしまって、光を外へ跳ね返えさないので、ブラックホールを見つけることはもちろん、撮影することもできません。では、その見えないブラックホールをどうやって見つけることができるのでしょうか?それは、星がブラックホールに引き込まれて行く時に、その星がX線という強い光を出すことがあります。この光を観測するとことで、強大な重力を持ったブラックホールの存在を確認することができるのです。

宇宙〜ブラックホール
画像は実際の現像をイメージ化したものです
2004年2月に、NASAの「チャンドラ」と、ESA(欧州宇宙機関)の「XMM-ニュートン」という2基のX線観測
衛星による観測で、巨大なブラックホールが、太陽と同じ規模の恒星(自ら光を放つ星)を引き裂きさいて、
その一部を飲み込み、恒星の残りを宇宙空間へ放つという、すさまじいシーンが捉えられました。


ブラックホールに引き裂かれてしまったこの不運な恒星は、地球から約7億光年(1光年は9兆4600億キロ
メートル)離れた「乙女座」の方向にある銀河の中心部分に近づいた時に、他の恒星と急接近した結果、
通常の軌道をそれて超巨大なブラックホールの軌道に入ってしまったと推測されています。

実際にブラックホールに飲み込まれたのは恒星のわずか数パーセントほどで、恒星の残りは周辺に放たれてしまいました。ブラックホールには、天体を引き寄せて、引き裂いて飲み込んでしまう力があるという理論が以前から提唱されていましたが、今回の観測成果はこの理論を支える充分な証拠になると言われています。

ブラックホールの恐るべき力を見せつけられたシーンです。すさまじいとしか表現しようがありません。

ブラックホールとは反対の性質のホワイトホールとは? ― 次のページへ >>


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<記事提供> 神秘と不思議の国のアリスネット
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この記事は 【神秘と不思議の国のアリスネット】 より承諾を得て転載したものです。



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